私はこれまで、救命救急センター、一般病院、そして在宅医療・訪問診療と、さまざまな医療の現場で多くの患者さんを診てきました。
救命救急の現場では、一分一秒を争いながら命を救う医療に向き合い、一般病院では慢性疾患や長期療養が必要な方々の診療を行ってきました。
その中で常に感じていたのは、「どこまで積極的な治療を行うのか」「どこから自然な流れに任せるのか」という判断に、患者さんご本人やご家族が深く悩まれているという現実でした。
特に高齢の方や、通院が難しくなった方にとっては、
「治療そのもの」だけでなく、
どこで、誰と、どのように過ごしたいのかが、人生の大きなテーマになります。
訪問診療・在宅医療は、そうした想いを大切にしながら、患者さんの生活の場で医療を行えることが大きな特徴です。
札幌市内、特に豊平区で在宅医療を行う中で、私は「医師が家に伺うからこそ見える、その人らしい日常」があることを強く感じています。
サッポロホームメディカルケアでは、病気だけを見るのではなく、
患者さんの価値観や人生観、ご家族の想いも含めて一緒に考える医療を大切にしています。
延命治療を選ぶのか、症状緩和を重視するのか、
ご自宅での療養や看取りを希望されるのか。
その答えは一つではなく、時間とともに変わることもあります。
だからこそ、私たちは一度きりの説明で終わるのではなく、
人生の大切な選択について、何度でも相談できる訪問診療でありたいと考えています。
患者さんがご自身の人生に納得し、ご家族が「これでよかった」と思える時間を過ごせるよう、
医療の立場から、丁寧に、誠実に寄り添ってまいります。
札幌で訪問診療・在宅医療をご検討の際は、どうぞお気軽にご相談ください。

院長 稗田翔平